企業活動と患者団体の関係の
透明性に関する指針

2023 年 5 月 1 日施行


日本ジェネリック株式会社(以下、当社)は、数多くの患者さまの声を製品開発に取り入れ、患者さまやそのご家族のニーズや悩みを理解して対応すること、また、患者団体と適切な関係を築くことの重要性を認識しております。
当社は、当社の活動における患者団体との関係の透明性を確保することにより、その活動が患者団体の独立性を尊重する高い倫理性と相互理解を担保したうえで、患者団体の活動・発展に寄与していることについて広く理解を得ることを目的とし、日本ジェネリック製薬協会(以下、GE薬協)が策定した「企業活動と患者団体の関係の透明性ガイドライン」をもとに、当社の患者団体との透明性に関する指針を策定し、誠実に運用します。

1.患者団体との関係は、患者団体の独立性を尊重し透明性を確保する必要がある。

透明性を確保するために、当社が関与している事実を明らかにし、資金提供については、活動の開始前に目的、内容を書面等により契約または合意を取り交わし、記録を残すようにする。
また、当社が行う患者団体とのあらゆる活動は、GE薬協で定める「GE薬協コンプライアンス・プログラム・ガイドライン 2021」、「GE薬協コード・オブ・プラクティス」、「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン」、「患者団体との協働に関するガイドライン」をはじめとする関係諸規範およびその精神に従う。

2. 公開対象と内容

当社は、直接的資金提供、間接的資金提供、当社からの依頼事項への謝礼等、労務提供を行った患者団体についてその内容を公開する。

(1)直接的資金提供

(対象)寄附金、会員・賛助会員費、協賛費、広告費等
(内容)直接的資金提供を行った患者団体名および費用項目ごとの金額を記載する。但し、費用項目の立て方は当社の判断とする。

(2)間接的資金提供

(対象)患者団体支援を目的とした企業主催・共催の講演会、説明会、研修会等に伴う費用、患者団体支援に関連して外部業者に委託した費用
(内容)間接的資金提供を行った患者団体名および間接的資金提供総額を記載する。なお、患者団体ごと、費用項目ごとに分けて記載する必要はない。

(3)当社からの依頼事項への謝礼等

(対象)講師謝金、原稿執筆・監修料、調査費、アドバイザー等委託費用
(内容)当社から依頼を行った患者団体名および費用項目ごとの金額を記載する。但し、費用項目の立て方は当社の判断とする。

(4)その他

(対象)労務提供
(内容)提供した患者団体名を記載する。

3.公開時期及び公開方法

当社は、自社ウェブサイト等を通じ、前年度分の資金提供等について決算発表後に下記に公開する。